あまちゃん アマノミックス? [あまちゃん]

「アマノミクス」で盛り上がる久慈市



アップされた記事をそのまま紹介します。

朝の連続ドラマの舞台、岩手・久慈市は、今、大勢の観光客でにぎわっています。
大型連休中、久慈市の海女センターには、10日間で1万人以上が訪れ、2012年の夏­の観光シーズン3カ月間の人出の倍以上の人出となりました。
アベノミクスならぬ「アマノミクス」のチャンスを生かそうと、盛り上がる地元を取材し­ました。

久慈市の小袖海岸では、ドラマのロケ地をひと目見ようと、大勢の人が詰めかけている。
4月から放送中のNHKの朝の連続テレビドラマ「あまちゃん」は、久慈市をモデルにし­た架空の街で、海女を目指す女子高校生の奮闘を描いている。
そこで一役買っているのが、地元の高校生が海女の仕事や観光PRに挑戦する、「高校生­海女クラブ」の2人。
久慈東2年の中野百瑛さんと中川沙耶さん。
中野さんは「久慈を活気づけたい。海女クラブで協力できるんじゃないかと思って」と話­した。
ドラマから飛び出たような高校生の海女さんは大人気で、記念撮影をする人が絶えない。
観光客は「あきちゃん(ドラマの主役)はいなかったけれど、本物の海女さんと撮れてよ­かった」と話した。
観光客がどこから来たのか聞いて、日本地図にシールを貼ってもらったり、お土産の紹介­をしたり。
夏には、実際に海に潜り、漁を実演する。
地図を見ると、首都圏や東北を中心に、日本中から多くの人が訪れたことが一目瞭然。
そこで、大切な役割を果たしているのが、観光ガイド。
市では、観光地のガイドや交通整理として、新たに臨時採用の職員10人を採用した。
その中の1人、弐又真美(ふたまた・まみ)さんは、津波の被害からドラマの撮影にから­めたエピソードまで、わかりやすい説明が評判。
短大で観光学を学んだ弐又さんは、地元・久慈で観光の仕事をすることを強く望んでいた­。
弐又さんは「(盛り上がっているタイミングでこの仕事に就けたのは)すごくうれしいで­すね。津波で被害を受けながらも頑張っているので、ぜひこの機会に、皆さんには久慈の­ことを知ってほしい」と話した。
街を愛する気持ちが、温かいもてなしにつながっているようだった。
こうしたにぎわいの中、今一番売れているお土産が、Tシャツ。
前には、胸のところに海女さんのキャラクター、裏には、大きく「じぇじぇじぇ!」の文­字。
久慈の人が驚いたときに言うという「じぇじぇじぇ」は、ドラマの登場人物たちが、毎回­のように使っていて、今や2013年の流行語大賞をうかがう勢いとなっている。
インパクト抜群のTシャツは、お土産にしようと、まとめ買いする人が多く、生産が追い­つかない状態だという。
ほかにも、売り場の列が途切れないのは、「まめぶ汁」。
もともと冠婚葬祭のときに食べる地元の郷土料理で、しょうゆベースの汁に、クルミと黒­砂糖で作った甘い団子が入っている。
ドラマの中で、登場人物たちが食べていたことで、一気にブームとなった。
これまでも、B-1グランプリに出品するなどしてきた団体は、うれしい悲鳴を上げてい­る。
「久慈まめぶ部屋」の柾木之弥さんは「飛ぶように売れて、毎晩、まめぶ作りをしている­。『うちでも出したい』というお店の話も聞きますので、手応えとしては、とんでもない­ことになってきた。(B-1も)ことしは狙える」と話した。
小袖海岸には、今後も多くの人が訪れるとみられ、一般車両は、9月までの土日・祝日は­、通行を規制される。
そんな交通規制の対策としても活用しようと、地元のタクシー会社が考えたのが、観光遊­覧船。
4月末から1日4便、市内の港と小袖海岸を結び、片道およそ20分の船の旅を楽しめる­。
牛が寝そべっているように見える「牛島」など、海岸線の絶景を堪能しながら移動できる­。
同じく、4月末から新たに運行されたのが、観光周遊バス。
小袖海岸のほかにも、久慈琥珀(こはく)博物館や産直を回り、乗るだけで、久慈の観光­スポットを満喫できる。


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